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TIMEは死んだのか?

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最近発表されたTIMEのニューモデル、ALPE D'HUES。 中古とは言え、(一応)TIMEを所持している自分としてはちょっと残念というか複雑な気分ですね。 そもそも自分がTIMEに憧れ始めたのってVXRSとかの時代なんですよね。「TIMEといったらラグ構造のちょい細身フレーム」というイメージだったわけですよ。マッチョなモノコックカーボンフレームが流行りの時代の中で、ラグ構造+細身のフレームという一見時代遅れにも見えるあのスタイルがなんというか、ある一種のかっこよさを感じてたんですよね。 偶然にも2009モデルのEDGE RSを手に入れて乗ったときも、すごく衝撃でしたねー。6年前のモデルなのに細身のフレームでもしっかり進むし、フレーム重量以上に軽やかだし、かといって脚にくる疲労が思いのほか少ないし、「これがラグドカーボンの実力か」と。ぷろぺるたんよりも乗り味が気持ちよすぎてすっかりお気に入りになってしまったんですよね。「いつかはTIME」、そんな言葉も納得でしたね。 で、そんな良き時代のTIMEを知っている身としては、ここ最近のTIMEのバイクに魅力を感じないという。かっこいい…のはかっこいいのか?もしれないんだけど、なんかこう「TIMEらしさ」が薄れてるのでは…と。  いやまぁ最近のTIMEのモデル乗ってないし、そんな身分でいうのもなんだけど、「時代の先をこっそりと先行する」ちょっと変わった存在のTIMEらしさが薄らいでる感じが…ね。 経営陣が変わったのも関係あるかもしれないけど…いつからかトレンドを追い始めている感じがあるなーと。まぁ伝統に囚われすぎるのも問題ではあるけども、でも、ファンからすると「ここだけは譲ってほしくない、こういう存在であってほしい」という時代遅れにはなってほしくはないけど時代に流されるなよというめんどくさい(笑)願望もあるわけですよ! で、そこに来て発表されたALPE D'HUES。名前からしてヒルクライムに重きをおいたバイクなんだけども、うーん、なんかね(笑) ( シクロワイアード より) 個人的にはシートステー集合部の造形がいただけない…し、フォルムもなんかどこにでもあるよーなバイクになってしまいましたね。インプレではべた褒めだけど、正直この見た目ならTIMEである必要ないんじゃない